一時ファイルの削除

アプリの処理の過程で一時的にファイルを作成する場合があります。
一例としては、AndroidでOSの共有機能で画像を共有する場合、一旦ファイルにして共有します。このような場合、適切な削除処理を実施しないと、ファイルとして保存されている以上参照することができるために、以下のようなリスクとなります。

【リスク】
・個人情報を含む一時ファイルの場合、情報流出につながる恐れがある。
・セキュリティリスクではないが、一時ファイルの増大は端末のストレージの圧迫原因になる。

【対策】
・一時ファイルは必要がなくなれば適切なタイミングで削除する。
身も蓋もない対策ですが、不要になったファイルは消すのが原則です。例に挙げたファイル共有の場合は共有が完了した時点で削除すべきですし、基本的には一時ファイルであるなら、遅くともアプリ終了時には全て削除するようにしましょう。

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